職業的専門家、自分であれば税理士ですが、世の中には他にも色々な専門家がいますよね。専門家である以上、専門的知識を有しそれを業務に活かしている、のですが、それ以外にも求められていることがあります。
先日、季節柄、確定申告の話をしてほしい、と頼まれました。特に、謝礼みたいなものはなさそうですが、30分程度ですしまあいいかな、、というところです。
で、話をする内容をまとめてみて、少し、愕然としたことがあります。それは、どういう話をしたらいいかがわからない、、ということです。
確定申告が分からない、というわけではないですよ。もちろん。資料があれば、それに基づき、申告書を作成する、ということはできますし、足りないものがあれば、それを要求することもできます。
ただ、どうやって、一般の方が確定申告をするにあたって、どういう風に進めるのがいいか、となると、うまく言語にのらないのです。専門用語も多いし、会計事務所での方法と個人がやる方法は結構異なったりする、ということが、原因なのかな。
さすがに、それはよろしくないので、説明の仕方は考えています。本を読んだり、ネットで調べたり。この場合、知識を入れている、のではなく、表現を入れている、ような感じでしょうか。
やっぱり、専門家ということであれば、ある程度、平易な言葉で一般の人にもわかるよう、説明することも求められているはずです。なので、いったん、自分の専門性をわかりやすく説明できるようにしておく、ということは大切なことだと思い、わたしも反省した次第です。