人間は感情の生き物であり、ときとして、それは勘定に優先する、と言われます。生きていると色々な感情が心の中で湧き上がってきます。特に負の感情を持つとしんどく感じることもあるでしょう。そんな感情との付き合い方を少し考えてみます。
まず、心に沸き起こった感情をきちんと受け止めることが大切です。それは、今までの自分の理念とかあり方とか今までの自分とか、周りの人の関係等々とは矛盾するような感情が沸き起こる、ということもあるでしょう。そういう場合でも、押し殺すのではなく、自分の中で受け入れてみる、ということが必要な気がします。
もちろん、その感情をそのまま周囲の人に出してしまう、ということは避けるようにしましょう。時として自分の感情は人を傷つけることがあります。なので、そういう場合は、できる限り自分の中で解決するか、それとも、本当に信頼がおける第三者に吐き出して、その感情を慰撫するということも考えられます。感情の出し方は少し慎重になるべきで、吐き出されたほうの相手の身になって考えてみることも必要でしょう。
それと、感情を吐きだそうとするときは、口にだすより、紙に書いたほうがいいいでしょう。口にした場合、特に独り言の場合なんかだと、口に出せば出すほど、負の感情が増幅するような気がします。感情を書きしるしてみたほうが、感情を鎮めることができやすい気がします。
と、まあ、自分のいだく感情とどう付き合うか、考えてみました。負の感情は、なかなか、自分の中で受け止めにくいときもあるのですが、そこを明確にしてからうまく整理していくことが大切です。