第2領域の簡単な定義は「やらなきゃ、と思っているけど、できていないこと」

フランクリンコビーさんの7つの習慣、自己啓発書の原点ともいうべき、書籍であり読んだ人も多いと思います。その中で最も重要な概念が第1、2、3、4領域ですよね。そのうち、第2領域をどう考えるのか、ということで、自分が持っている定義のうち簡単そうなものを紹介します。

第2領域、というのは、「緊急ではないが重要なこと」です。この、第2領域に属することを多くすることこそが、自分を成長させるためのかなめである、というように考えられています。いつも、緊急案件に追われている、というのは、若干、人生にコントロール感を失った状態なので、結構、辛いものがあるとも思います。

ですが、「緊急でないが重要なこと」って、いったいなんなんでしょう。これは、人それぞれ色々な考えがあるので一概には言えません。ですが、自分としては、「やらなきゃいけないと思いつつ、つい、やっていないこと。」もこれに該当するのでは、と思っています。例えば、「服が古くなったので買いなおさなきゃ。」とか、「スポーツジム、最近行っていないので、そろそろ行かないと。」、とか、「歯医者に行って歯科検診をうけたほうがいいよな、、。」というように、やらないといけないのに、やっていない、ということでそう。

このこと、まさに、「やらなけきゃいけない。」と自分が思っている時点で、「重要なこと」なわけです。で、つい後回ししてしまう、というか、後回しにできてしまう、という時点で、「緊急ではない。」わけですね。緊急であれば、「やる」一択しかないので、後回しということはありえません。

このやらなきゃいけない、、と思っていると、いつまでたってもそのことがグルグル頭を回り、気持ちがすっきりしません。そんな状態でいると、そちらに注意力を奪われ、本来、考えるべきことに対する注意がさかれてしまいます。ですが、片づければ、一つ、余分なことを頭から外すことができて、気持ちがすっきりします。この「すっきり」というのが、結構、重要なことにつながるのでは。

「重要だが、緊急ではない。」というのは、簡単そうに見えて、手を付けるのができなかったりします。だからこそ、これに取り組むことが大切なのです。どこかで、時間を作るなり、簡単な初手を打つなりして、取り組んでみたいものですね。

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