嫌なことがあると、どうしても先延ばししてしまいます。ただ、そうすると心の中に嫌なことが残ってしまいます。それをとっとと済ませてしまおう、という話です。
昔々、もう10年くらい前になるでしょうか。クライアントと少しトラブってしまったことがあります。その時、自分でなんとかしようと、色々と手を尽くしたのですが、なかなか、うまくいかず、問題が収まる兆しがなかったのです。
そこで、先輩に相談したところ、「はやく、注射を打ってしまえよ。」というセリフが。
そう、そのとき、自分はこのことを上司に報告していませんでした。その方はなかなか報告をためらわせるような雰囲気等を持っており、なかなか、できなかったのです。それで、報告を後回していたのですが、これがまずかったようで。
例えると、自分の行為は注射を嫌がって逃げ回っているようなこと、だったのでしょう。逃げ回っても注射は打たなくてはいけないし、その間も嫌な気分は続きます。それよりは、早々と注射を打ってしまい、楽になってしまえよ、というメッセージだったのです。
その後、やや意を決して、上司に報告に行きました。その後のことは、あまり覚えていないので、大過なく問題が収まったのではないでしょうか。
ここでの結論は、「嫌なことは、とっとと済ませてしまい楽になろう。」ということになります。