こちらからなにか伝えても相手側でうまく理解してもらえない、ということ、往々にしてあります。もちろん、相手がどう受け取るかは、こちらからはコントロールできない、のですが、それでもうまく伝わるために留意できることもあります。今回はそんなことをば。
まくしたてない
まずはまくしたてないこと。話し手と聞き手の間では、伝えようとすることに対する理解は全然ちがいます。そのため、話し手が自分のペースでまくしたててしまうと、聞き手のほうが話についていけない、ということがあります。
特に自分の意見を押し込むために、ワーワー言うと、よくわからないけど押し切ってしまったということもあるでしょう。
それを防ぐためにも、聞き手の理解を確かめながら話を進めるのがベターです。
端折らない
説明を端折らない。自分で説明する時は、わかっているところは端折って必要なところだけを伝えようとしてしまいます。
ここで、聞いてるほうとしては、それほど状況に対する理解は深くない、ということもあるでしょう。近しい相手(家族や同僚)であれば、前提条件は共有されていることが多いので、言葉を端折っても通じるのですが、とはいえ、全てが全てそうではない。
ので、相手の顔色を見ながら必要に応じて前提条件の説明を足すということは必要です。
急にふらない
それと、急にふらないこと。急にふられてもすぐには対応できないよ、ということもあります。
例えば、Aさん、Bさん、Cさんの3人がいて、主にAさんとBさんが話をして盛り上がっているとします。そこで、いきなりCさんに「これってどう思う」と聞いてみたとします。Cさんは自分が会話に参加しているわけではないので、結構、聞き流していたりすることも多いです。
となると、いきなりふられても、うまく対応できません。ふってみて、理解できていないようであれば、再度説明を足す必要があるでしょう。
まとめ
このように、話し手としては、うまく聞き手に聞いてもらえるように話をすることが大切です。やっぱり、相手が理解しているかどうか、を確認しながらはなしをするといいでしょう。