大企業、というものは、やはり規模が大きく、安定している感がありますよね。それとは逆に個人事業主や中小企業のほうが小回りが利く、という利点があります。今回はそんなことを綴ってみます。

まずは、個人、中小企業は意思決定が早い。個人であれば自分が決めればいいですし、また、中小企業も社長がポンっと決めればそれで話が動いてきます。逆に、大企業だと、上司が忙しくてなかなかつかまらない、会議体がなかなか開催されず決裁されない、承認プロセスが長すぎて一つのことが決まるまでに時間がかかる、ということがあります。そのため、中小企業のほうが意思決定が早いと。

次に、組織規模が小さいので、パッと動ける、ということがあるでしょう。特に個人であれば、自分がこうと決めればそれに決めてそそくさと動けばいいのです。組織が大きくなれば大きくなるほど、決定したことを動かすことが難しくなります。パソコンの買い替え一つをとってみても、そのことはわかるでしょう。

というわけで、決定するときも、決定した後も、スピード感というものは個人/中小企業のほうが圧倒的に早いです。もちろん、ビジネスの規模は大企業には勝てないわけですが、スピード感や小回り感で圧倒したいものですよね。