リモートワーク、出社せずに自宅で働くことができることからも、どうしてなかなか便利な制度かとも思われます。とはいえ、それには結構難しい面があるのでは。そんなことを少し考えてみました。
リモートワークだと、他のメンバーと顔を合わすことが極端になくなります。組織にもよりますが、仕事の連絡等のほとんどがメールとなります。仕事の依頼もメールを受け取り、それをせっせと処理し、それの報告や提出もだいたいメールか、その他電子的な方法になってきます。
そうすると、気持ちがリモートしている人と、指示を出している人の間では離れやすくなります。メールでのやりとりだと、誤解を生じやすかったり、時としてかちんと来ることもあるでしょう。少し話せば解決するような感情的なモヤモヤも、リモートで離れたところに行くとなかなか解消しないでしょう。指示をメールで受けるだけだと、機械的で寂しかったりもしますよね。
どうするか。一つは、実際に会うことですね。実際に会って話をすると、ほっとしたり、楽しかったりもします。頻度は難しいところですが、オフィスが近ければ週に1回、遠距離だったとしても、月に1回くらいはそういう機会がほしいもの。また、会うのは難しかったとしても、電話で話をする機会をとっても、効果的なのでは。
ということで、リモートワーク、是非会う機会を作りましょう。移動費や移動時間はかかるのですが、それ以上にリモートしている人に与える精神的効果やきちっとしたコミュニケーションが取れる、ということはそれを補うメリットがある、というところです。