平均的な知識を蓄えるより、秀でたものをいくつか作ったほうがいいよ!~世間知らずの勧め

平均的な知識、言い換えてみれば誰でも知っているようなこと、それはニュースであったり、スポーツであったり、ドラマであったり、映画であったり、ゴシップであったり、ゲームであったり。「世間知らず。」や周囲に合わせるために、こういった、平均的な知識の収集に走ってしまいがちです。実は、平均的な知識の収集、個人的にはしなくてもいいんじゃね、と思っているので、そんなことでも。

一番大きなこととしては、趣味でも仕事でも、項目を絞って一定程度まで上達することをいくつか持ったほうがいい。趣味でも、それなりに上達すれば、楽しいし、それが自分にとっての個性になるのかなと。自分の場合、趣味として、水泳、料理、旅行、ブログといったものがありますが、それぞれについてそれなりな時間やお金を投入し、ある程度は上達した、といえると思います。そうすると、そこから語れることもあるし、やっている過程を通じて得られることも多い。掘り下げるときりはないので、どこまで掘り下げるのか、というところはあるのですが、掘り下げることには一定の意義があるでしょう。

逆んに、平均的な知識を集めていると、広げだすときりがないので、どこまでも追いかけるようになってしまいます。そうやって平均的な話を集め、話題を広く持っておくと、色々な人と話を合わせることはできます。ただ、それぞれの知識や経験の内容が必然的に浅くなってしまうため、深い話ができなくなってしまうじゃないのかな、、と思います。そのため、あまり、ニュースとか、流行とかを追いすぎない、ほうがいいでしょう。あえて、テレビを置かない、というのも一つの方法ですよね。

また、人付き合いとして周囲に合わそう、と考えてない、ということも大切です。誰とでも、話を合わせることができるようにと考えると、どうしても幅広く情報を集めてしまいがちです。そうではなく、自分に合う人を探す。人は考えや趣味を同じくする人と、集まる傾向があります。なので、そういったところに入っていくと趣味や考えを同じくする人と会えるでしょう。例えば、料理であれば料理教室に行けば料理に興味のある人に会えるでしょうし、水泳であればクラブや大会にでれば水泳好きの人がいるでしょう。周囲にあわせるといっても、恋人や親友であれば、その人に合わせる、ということはあってもいいと思います。ただ、世間全般というような抽象的な概念に合わせようとすると、興味の方向が散らばり、平均的な人で終わってしまう、可能性があります。

このように、幅広く、色々なものにあたるより、少し焦点を絞って物事に取り組んだ方がいいです。結果、時には「世間知らず」とよばれることがあっても、まあ、気にしない。とはいえ、仕事や職業の場合だと、多少は世の中の流れを見ておいたほうがいい面もありますが、趣味の分野にかぎれば世の中の流れより自分の志向性や感覚を重視したほうが断然いいです。

人生のコツ/趣味