寂しい、という感覚、先日の投稿では「一人で楽しむこと」、「人と会うドライブにすること」の2つを書きました。ここでは、もう少し具体的に、書くようにしてみます。
まず、なにか没頭できるもの、をするといいでしょう。特に、目と耳と同時に使い、かつ、自分が興味を持てるもの、というのはいいですね。目と耳、両方使うものは、それにより心の空白がうめられやすくなります。目だけで本を読む、というのだと、若干、心が取られにくく、感情が揺れている時にはしづらくなります。そうすると映画やドラマを見る、ということになるでしょうか。また、BGMではなく、意味のある言葉、を聞く、ということもいいですよね。神田昌典さんが、著書の中で「電車等で移動中はセミナーを録音して聞くといい。」というのも、結局、心の空白を意味のある音でうめる、ということの現れ、と考えています。
スケジュールに空白を作りすぎないこと。スケジュールに空白を作りすぎると、心に空白が生まれてしまいます。この心の空白ができたまま、一人でいたりすると、そこに寂しさの感情が流れ混んできます。なので、スケジュールはある程度、うめておきヒマになりすぎないようにすることが肝要です。でも、スケジュールをパンパンにしすぎるのも辛いのでそのバランスは必要ですが。
じつは、人が成長するのは一人の時間の中だ、と思っています。仕事でも趣味でもいいのですが、そのことに上達するためには一人で勉強や練習するということは不可欠です。もちろん、授業やセミナーを受ける必要があり、それは一人ではできないのではないか、ということもあり、それは事実です。とはいえ、授業やセミナーの予習や復習をしたり、どう活かすか考えたりする、のは、一人でするこになります。なので、なにかしら上達を伴うようなこと、を一人の時間に組み込めるといいでしょう。
自分の思考や感情と向きあってみること。これは、一人でないとやりにくいです。まあ、カウンセリングとか受ける、というのも手ですが、金額や時間的なことを考えるとそうそうは頼めませんよね。そういった場合、自分一人で内省してみる、ということになります。この場合、頭の中だけで考えると、同じことがぐるぐる回りがちなので、紙等で書きながら考えてみるとよい、でしょうね。
その他、一人でできることを持つこと。今の僕であれば、ブログを書く、英語の勉強をする、本を読む、セミナーの音源を聞く、ウェブ講義を受ける、youtubeで音楽や漫才を聞く、水泳をする、カフェ巡りをする、一人旅に出る、掃除をする、家計簿をつける、くらい。あとは、試験とか大会とかがあれば、その準備も一人でします。このように一人ですることを持っておくと寂しさには負けません。
後は、寂しい、という感情をきちんと感じてみる、押し殺さず常になんとなく感じている、ということも大切なことでしょう。寂しい、と思ってもいいんだよー、という考えを持っている、ということですね。
寂しさとの付き合い方をかいてみました。これは、むしろ、寂しさ、というより、負の感情全般との付き合い方、ともいえるかもしれません。まあ、負の感情は複合体として表れてくるので、寂しさもその中に現れる、というところでしょうか。