このところ、会計の話が続いたのでしばらくは海外の話を。
よく、英語を勉強したほうがいいのか、それとも他の言語(中国語等)を勉強したほうがいいのか?と聞かれることがあります。
答えはもちろん「両方」ですが、時間的制約等により、両方は勉強できない人が多いので、どちらか絞る方向で議論をしてみたいと思います。
まず、なんとなく、海外に行きたい、とか、国際的に活躍してみたい、という人なら英語を勉強すべきでしょう。基本的に、英語は世界の共通語になりつつあるのでだいたいどこの国にいっても、通じます。特にビジネスの世界ならこの傾向が顕著です。ただ、英語だと英語圏は別として、その国でも外国語なので、人の心に深く入っていくことは難しい、と思います。
他方、対象となる国が決まっている場合、例えば、「僕はトルコで生きていくんだー」とかいう場合なら、その国の言葉を学習すべきです。その国の言葉を身につければ、その国の文化等に深く入っていくことができます。その国にとっては、母語となるので、頑張ってその国の言葉を使おうとすると、現地の人もよりフレンドリーになります。挨拶ひとつくらいでも、かなり喜んでくれるでしょう。ただ、その国の言葉はその国でしか通じないので、興味の対象が変わってしまうと、一から勉強しなおさなくてはなりません。
英語、その他の言語、得失はあるので、どちらがいいのか、ということを一概に決めるのは難しいです。時間的制約や自分の方向性を勘案しつつ決めていくことが必要です。もしくは、ちょっとだけ勉強してみる、というのもいいかもしれませんね。