議論が嚙み合わないときは、議論の目的がずれていないかどうか確かめよう!

議論をしていると、時折、うまく議論がかみ合わない、ということ、ありますよね。そういったとき、きちんと同じ目的について議論しているかどうか確かめてみましょう。

人と議論をしていると、議論がいまいち噛み合っていないな~、と思うことありませんか?話をする前は、事前に合意された目的について話し合おうとして時間をとっているはずです。でも、なんだか、話をしていてしっくりこないと感じられることありますよね。話し手であれば聞き手の反応がにぶく感じたり、聞き手であれば話し手が自分勝手にどんどん話をしているなー、という気になったり、ということありますよね。

こんなとき、お互いの持っている議論の目的がずれていることがあります。目的がずれている場合、お互いがその目的に沿って議論をするので当然に噛み合いません。例えば、A君とBさんが「飲み会をしよう。」としようということで打ち合わせているのですが、A君は3~4人くらいでしっとり呑もうとしていて、他方、Bさんは30人くらい集めてぱーっっと飲もう、としていた場合、議論の内容はずれてしまいます。軽微なずれであれば、話をしているうちにすりあいますが、乖離しすぎていると、噛み合わない議論となってしまいます。

そうなった場合どうするか。まずは、異常を気付いたほうが、状況を指摘する必要があります。話し手だったら聞き手の反応がにぶかったり、聞き手だと意図している方向に話が進まない場合、等。これを無理に自分のほうに議論を引き寄せたり、何も言わずスルーしてしまうと、議論がかみ合わないまま終了してしまい、お互いすっきりとした気分では終われなくなってしまいます。

このように、議論をしている時は、常にお互いが同じ目的の上にたっていることを確認しながら進める必要があります。

 

ビジネス