困難に対面した場合、人はどう対応すべきでしょうか。対応方法については、耐える、逃げる、戦う、3つに分類できるでしょう。では、どの順序で適用すべきか、考えてみました。
困難への対処方法、3つに分類できるかと思います。それは、耐える、逃げる、戦うの3つです。まず、採用すべきはどれか、というと、実は「耐える」だと思います。やだな、辛いな、と思うこと、まずは耐えてみる。耐えることにより、そのことに対する慣れが生じます。新人として仕事に就いたばかりの頃、毎日毎日がしんどいですが、そのうち慣れてきます。「嵐の中でも時は立つ。」というよう状況が変化する、こともあるでしょう。雨が降り傘がなくても、我慢して歩いているとそのうち雨は止む、ということですね。それとか不良にからまれたら、自分は悪くなくても謝る、というのもこの対応の一つでしょう。といわけで、一番最初、は耐えること、を考えるべき。
次は、逃げる。耐えても、耐えられない、という状況、ありますよね。そうしたら、次に、逃げることを考えましょう。一般的に逃げることは、戦うことや耐えることと比べ、よくないとされています。とはいえども、逃げるしかない、という状況も起こり得ますよね。とはいえ、耐えられない、という状況あるでしょう。そういう場合は、とっとと逃げましょう。肉体的、精神的に病んでまで、そこにいる必要はありません。難しいのが、どこまで耐えて、どこから逃げるか、という線引きですが、通常我慢体質な人は逃げるベクトルで、逃げ体質の人は我慢する方向、というのがいいですよね。
最後が戦う。これは、上記の2つの方法が尽きた時に取るべき。戦うと、どうしても、お互い傷ついたり、仲が切れてしまったりします。なので、これは最終手段、ということで。とはいえ、時には戦わないといけないときもある。耐えることもできない、逃げ場もない、というところは戦う、という選択肢もあります。
このように、採用すべきは耐える⇒逃げる⇒戦う、かな。とはいえ、状況的に耐えるべきケースもあるでしょうし、人によって得手不得手はあるでしょう。耐えるのが一番、といってもあまりにも耐えすぎると、壊れたり、付け入られたりするケースもあります。どの方法が一番いいかは状況次第なところもあるので、この順序は参考にしつつも、その時の状況等に応じて適宜使い分けましょう。