完璧主義を捨てて、漸進主義をとろう

どうしても、人は完璧主義とってしまいがちです。つまり、物事を行う際に完璧でなくてはいけない、失敗してはいけない、という考え方をとりやすいでしょう。完璧主義をとるのも大変なところがあるので、ここでは漸進主義をとろうというところです。

完璧主義に陥ると

物事を完璧にうまくやろう、失敗は許されない、こと一見すると当たり前のように見えることでしょう。ただ、ここは大きな罠があります。

完璧にしよう、失敗をしないでおこうと意識すればするほど、失敗をおそれ、どこかに空いている落とし穴を恐れるようになります。そのため、気軽に物事を行うことが難しくなります。失敗を恐れて、慣例/前例に従う、なども完璧主義、むしろ、無失敗主義に基づいているものです。

また、最初から完璧を目指そうとするため、無理が生じたり、少しでも失敗するともうやりたくなくなってしまう、そんなこともあるでしょう。例えば、早起きをしようとして、朝4時から起きて色々と活動する、一回でも寝坊するともうやめてしまう、というのは完璧主義の弊害かと思います。

漸進主義を採用しよう!

そこで、紹介したいのが漸進主義という考え方。これは、現状が少しでも良くなっていれば、いい、という考え方です。

例えば、早起きを習慣化しようとして、まずは15分程度の早起きであったり、時には寝坊をしてしまっても、早く起きれていることに着目して、それをもって良しとする考え方です。

また、失敗も進歩の過程と考えると、必ずしも失敗を許さない、という考え方ではなく、失敗をしたとしてもそこから学びなり、なんなりが得られればよい、ということも考えられます。

進歩主義にたって、完璧ではないにしろ、少しでもいい方向に動いていることで満足する、ということが、精神衛生上は望ましいです。

まとめ

完璧主義、どうしてもとりがちですが、時には自分を苦しめたりかえって歩みを止めてしまう、というようなこともあります。そういったことを防ぐには進歩主義という考え方をとる、というのも一つの方法でしょう。もちろん、時には完璧主義を追求しないといけない、ときもありますので、その場合は完璧主義に立つようにしましょう。

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