日常生活から得られる学び (11)~感情をぶつけるとその感情が返ってくるよ

日常生活から得られる学び、ついに11回目、やっぱり、日常生活からだと色々と考えることが生まれるようです。今回は、人と相対するときは自分が持っている感情が相手にも影響する、ということを考えてみます。

後輩との議論がエスカレートしていく

以前、後輩と会話をしたときのこと。その時は、なにかしらの事情で焦っていて、やや、イライラしながら仕事をしていました。そんな時の会話は以下のようになっています。その時の会話の流れで、こちら側が以前話したはずのことがうまく伝わっていないようで、若干、自分のほうもイライラが上昇していました。

そうこうと、議論を続けていくと、後輩の口調がどんどんきつくなり、なんだか怒っているような感じになってきました。私は内心、「なんで、こいつはこんないらだった感じで話してくるのだろう。」と思っていました。ふと、「あれ、よくよく考えると俺が怒ったような口調になっているのかな。」。確かに自分も苛立っていたことにより、口調がきつくなっていたようです。

そこで、少し、落ち着いて自分自身をトーンダウンさせると、目の前の後輩もトーンダウンしてきています。その後は穏やかに話をして、この議論は終わりました。

持つ感情や口調に影響される

これからわかることは、話をしている相手の感情や口調が鏡あわせのように返っていってしまう、ということです。こちらが怒った感じだと、相手も怒って対応します。これと同じように、明るく対応すれば明るくなるし、腰を低くすると相手の腰も引くなります。このように、相手の感情により、こちら側の感情も影響を受けます。特に怒りの場合は、影響を受けやすい、そんな気がします。

そのため、まず、こちら側としては穏やかに対応する、ということと、議論がエスカレートしたらいったん落ち着いてみる、と穏やかに話ができるのではないかな、と思いました。

 

 

 

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