コミュニケーション、時として、なかなかスムーズには行きません。その際に、いくつかひっかかるポイント、というところが出てくるかと思います。その具体的な内容と対処方法について考えてみましょう。
周囲が思うように動かない
周囲が思うように動かない、といったことありませんか。特に、上司やお客さんといった、自分より強い立場にいる人だと、それを強く感じるときがあります。もちろん、最初は論理で動かす、ということを考えます。それとともに、その上司やお客さんの人間性や考え方のクセ、というところをふまえるといいでしょう。理に動かされやすい人は理に訴える、情にもろい人は情に訴える、とすると、周囲が動かしやすくなります。そのため、まずは相手がどう考え方を取る傾向にあるか、把握しておくとよいでしょう。
なにを言っているかわからない
これもよくありがち。特に上司には多いです。一般的に人は立場が上になれば上になるほど、言動の抽象度が高くなります。自分の立場が高くなればなるほどそこを解釈する、ということがもとめられます。
それには、その人の考え方のクセ、ということを把握しておきます。そのうえで、業務の性質や自分なりの考えや経験を加味して、どうすべきか、ということを考えていく、そうすることにより、こうすべき、ということは見えてきます。
できれば、早い段階で、自分の解釈や方向性が正しいかどうかは確かめておく必要があります。時として解釈は誤っていることもあるので。
よく怒られる
怒られること、ちょくちょくありませんか。怒られるのはやっぱり面白くないことなので、怒られないようにしたいですね。そうすると、やっぱり、相手に対する理解、を意識する必要があります。相手を理解して、怒るポイントを把握し、そこはうまく回避するようにする、ということがいいでしょうね。
例えば、同じ指示を出してもそれっきりになるタイプと、割と後後まで覚えているタイプと分かれ、それによって指示の遂行の仕方が変わってきます。覚えているタイプであれば、スルーせずきちっとやりきる、ということも求められるでしょう。
後は、怒りっぽい人もいるので、そういう人は割り切ってしまう。少なくとも、自分を責めることはやめて、夕立が降っている、と思うといいでしょう。怒りっぽい人は案外後には引かないので、付き合いやすい面もありますよ。とはいえ、きちんと反省することは大切ですが。
まとめ
コミュニケーション、相手と自分の共同作業となります。そのため、まず相手はどうタイプでどういう考え方のクセを持つのか、といったところを把握しておくことが大切です。そして、相手のタイプに分けて対応を考えていくといいでしょう。