インドの食事情、日本とはぐっと、違う感じになっております。そのあたりのことを簡単にまとめてみました。
まず、インド、といえば、カレー。やっぱり、カレーをよく食べます。日本人だと、「インド人はカレーばかり食べている。」といわれることはあります。ただ、彼らは「カレーを食べている。」という感覚ではなく、各種スパイスを使って料理をつくっている、のかと思います。色だけみると、黄色や赤が多くなるので、同じものに見えてしまうのですが、そこには違いがあるようです。
つまり、日本人がしょうゆを色々な料理に使うように、彼らはスパイスを使っている、ということなのでしょう。ちなみに、これはホテルのビュッフェでの食事シーン。銀色の器に入っているのがカレーになります。
後、インドといえば、ご存じチャイ。ちょっと甘めなミルクティー、インドといったらこれでしょう。街を歩いていてもチャイを売っている露店が多いです。チャイと軽食がインドの定番の朝ごはんです。今回は出張だったので、露店のチャイや軽食は控えましたが、ホテルでいただきました。ちなみに、以下の写真、上のほうはチャイ、下はマサラドーサといってジャガイモ入りの焼きクレープ、といったところでしょうか。
インドですが、宗教上の理由で色々な食べ物に制約があります。まずは、ヒンズー教では牛は聖なる動物なので、牛肉の料理はタブーです。他方、イスラム教では豚はけがれた動物。インドは、両宗教が併存しているので、牛や豚はめったにお目にかかることがありません。とすると、残る肉料理としては、鶏肉と羊肉です。
特に、日本で羊というとあまり食べない、のですが、インドでは当たり前の食材となっています。カレーにも入りますし、ビリヤニにも入ります。宿泊していたホテルでスパゲティボロネーゼとあったので、メニューをよく見ると羊肉のひき肉で作っているようです。ラムチョップもあります。なかなか、見事ですよね。
まずは、こんなところ。食事情についてはまだまだ続きます。