会社人として持つべきマインドセット、3回目は知識スキル編でした。4回目の今回は、実際に業務を遂行する際に持つべきマインドをまとめてみました。
業務の目的を念頭に
まずは、実際に与えられた業務の目的をふまえるようにしましょう。つまり、全体の中で自分の業務がどういう位置づけあるかふまえるといいでしょう。そうすることにより、業務の方向性を身に付けることができます。
具体的には、業務を受ける場合、まずは上司から具体的な指示を受けるはずです。ただ、上司のほうでも必ずしも十分な指示が与えることができない場合や誤っている場合、というのもあります。その場合、目的があればそこに至るように業務を行うことが可能です。
楽しみを見出す
仕事をする時に、おもしろくない仕事を割り当てられることもあります。というか、ほとんどが地味な作業であまり面白く感じられない、ということもあるかと思います。そういった仕事でも、自分で面白く感じるようにする、どこかに面白味を見出す、ということが必要です。例えば、資料のプリントアウトをしろ、といわれたら単にプリントアウトするだけではなく、どうやったら実際の会議進行に役立つか考えて、それに基づくように資料を作るようにする、と少し面白く感じると思います。折角、毎日やる仕事なので、嫌々やるより楽しくやったほうがいいですよね。
最初はざっくり、後は丁寧に
これは企画書や制作物を作ったりするときのことにあてはまります。こういう場合、最初から作るべき資料のイメージが明確ではありません。そういう場合は、まずはたたき台を、ということになるので、あまり考えすぎずざっくりと作るといいでしょう。たたき台、なので、そこで時間をかけて丁寧にしても大きく方向性が変わることが多いので。
逆に業務の終わり、例えば実際に企画会議にかける、お客さんに提出する、という段階では丁寧に作業する必要があります。誤字脱字は極力ないように、また、言いまわし、表現にもこだわりできる限りいいものを出すようにしましょう。
まとめ
業務遂行にあたっては、与えられた業務の目的をふまえ、なるべく楽しみながらしましょう。また、力の入れるところとして、最初はざくっと、後になるほど丁寧にしておく、といいですね。