外食、したことが無い人はいないでしょう。ですが、なぜ人は外食をするのか、それを考えることにより外食の在り方を考えてみましょう。
普段家で食べれないものを
外食をするとき、一番の魅力は家で食べることができないものを食べることでしょう。例えば、フランス料理、懐石料理、すし、海外の料理等々普段なかなか作らないようなものたくさんありますよね。もちろん、本を買ったり、材料をそろえたりすれば、それっぽいものを作ることは可能でしょう。とはいえ、なかなか、プロの技や着想といったものをまねるのは至難の技であり、そこにこそ外食をする意義があります。
時間の節約
次にあるのが時間の節約です。料理を作るには、時間がかかりますよね。例えば、献立を考えて、買物をして、調理をして、片づけをする、こういったプロセス一つ一つにそれぞれ時間がかかります。外食をするとこういった時間を節約することができます。その分、仕事をしたり、自分がしたいことをする時間ができます。
場の提供
意外と、注目されていないこととして場の提供、ということがあると思います。例えば、食事会/合コンといった人と会うことを目的とした場。これも、食事をする、ということは大きな目的ですが、それ以外にそこでの出会いや会話に焦点が当てられます。もしくは、行きつけの飲み屋とか。仲のいいマスターやスタッフ、特に約してはいないけど、そこに集まっている常連の人たち、こういった人に手軽に会える、というのは一つの場として外食をする要因となります。もしくは、特徴のあるバーとかであればそこの雰囲気や価値観に魅かれて集まってくる人もいることでしょう。
そういう場合は、食事は大切ではあるものの、絶対的ではない、という感じでしょうか。
まとめ
外食の機能、役割としては、特別な食事、時間の節約、場の提供、ということがありますよね。逆に自分で外食業を営む場合は上記の要素をどう提供するか考える必要があります。個人でする場合には、コストを下げていくということよりはなんらかの違い、特徴、価値を提供していくということになると思います。