カフェにおける料理提供の方法論 (7) ~料理、食材が余った時には

カフェにおける料理提供の方法論、7回目となりました。前回の投稿からはだいぶたってしまいましたが、少し追加する論点がありました。食材、料理が余ってしまったらどうするか、です。

賄いとして食べる

まずは、カフェで働いている時に食べてしまおう、ということです。カフェでの仕事、やっぱり長時間に及びますし、それなりに大変な作業です。そうすると、腹が減ってきます。ので、味見を兼ねつつ、自分で食べます。

その時のコツは、ある程度終息が見え始めてから食べること。最初のうちに食べると、実はそのメニューが売れ筋だったりしたときに、やや損した気分になります。もしくは、メニューのまま食べずに少し手を加えてからでもいいでしょう。

後々に食べる

とはいえ、賄いとして食べることができる量は限りがあります。それ以上余ってしまったら、翌日以降に食べていくほかありません。

料理とかであれば、冷凍できるものは冷凍して、そうでないものは翌日には食べてしまいます。食材が余ってしまったら、悪くならなさそうなものは、そのまま保存しますが、悪くなりそうなものは何らかの形で調理してしまってから冷凍します。食材のままよりいったん手を加えてしまったほうが、食材の傷みは少ない。

後々に食べることを考えると料理にしてしまうより、食材のままのほうがよかったりもします。もちろん、事前の段どりや所要時間もあるので、なんとも言えませんが、食材のまま残すということも考えてみましょう。

廃棄する

どうしてもだめな場合は廃棄する、という選択肢もあります。無理に食べて体調を壊してしまったらもとも子もありません。特に梅雨時や、夏は食材が悪くなりやすいので、より慎重に取り扱うようにしましょう。

もちろん、廃棄は最終手段なので、できる限り廃棄しないように事前の準備、客足の予測、事後の保存をするように心がけたいところです。

まとめ

自分の家で食べる、ことやホームパーティーをする時と比べどうしても食材、料理は余りがちになります。その時、なるべく廃棄せずに済ませる方法を考えたいところです。

 

 

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