自分自身、この年齢になると色々と相談を受けることもあります。その中には、自分として賛成しにくいようなこともあります。そういった場合、どう対応するか少し考えてみました。
賛成できない相談って
相談相手を受けた相手からの相談の内容が自分にとって賛成できないようなことありますよね。賛成できない理由としては、①客観的にその人にとって望ましくない場合、と②自分にとってその内容が賛成できない場合の二通り(多くの場合は両方)あります。
例えば、好意をもった女友達から「~さんと付き合いたいの。。」と言われたときに、①客観的に考えて、~さんと付き合うことがその人にとってマイナスが多い、という場合と、②単純に自分以外の人と付き合ってほしくない、というようなケースがあるでしょう。
こんな場合はどうするべきか、考えてみましょう。
その人がやりたいことをやる
一つは、相談相手がやりたい、ということについては、やりたいのだから反対をしない、という考え方があります。反対意見というのは、結局、自分の価値観であり、その人にとってしっくりくるとは限らない、と思います。
それとともに、反対を意見を言う、ということは相手との摩擦を生むことになり、それが嫌だ、というか、丸く収めるという日本人的感性に反してしまいます。それよりは、相手の言うことに素直に賛成しておいたほうがいい、という考え方があります。
上の例えでいえば、迷っている女友達に賛成してしまう、というようことでしょうか。
自分はこの考えに基づき、自分としては反対だな、と思っても賛成したり、後押しをする、ということも割とあったのかな、と思います。
自分の考えは考えとして伝えたほうが
最近、上で述べてきた意見について、少し、懐疑的になっています。つまり、最終的にはやりたいことを言うべき、と思いますが、まずは自分の意見を伝えたほうがいいのかと。つまり、上のような考えを取っているのは、摩擦を避ける、ということが大きく、友人であればこそ摩擦があってもでも自分の意見は伝えるべきかと。
その場合、①客観的な理由、と②自分の事情の両方を伝えることが公正なのでは、と思います。①であれば、~さんと付き合うことのデメリットを伝えます。それとともに、②として、自分の気持ちとして、相談相手が~さんとは付き合ってほしくない、気持ちを伝えます。
この場合、①だけ強調して不安を煽り立てるのはちょっと卑怯な気がします。もちろん、自分の気持ちを言えない場合もありますが、そのときは少なくとも後味の悪さは胸に刻んでおくべきでしょう。
どこまで反対するかは、どのように反対するかはその人との人間関係によるかと思います。恋愛感情を持っているのであれば、泣きながらでも止めるべきなのかもしれません。
まとめ
友達であればこそ、その人のためを思って摩擦があったとしても、意見を言うべきでしょう。その際は、自分がどうしてほしいかも合わせて伝えるとフェアかな。その上で、相談相手が自分の意見を了承しない、その時には黙って見送るなり、背中を押してあげるなりしてあげたほうがいいでしょう。