よく、心が鬱々としていると体の調子も悪くなる、といいますよね。逆に体の調子が悪くなると心も重たくなる、ということもあります。今回は、体の調子が悪くなることによる心の不調をとりあげてみましょう。
具体的な状態
体の状態、やっぱり精神状態に影響を与えます。不調になれば、精神的にもどんよりとしてきます。まずは、空腹。人によるかもしれませんが、腹が減ると怒りっぽくなります。それと、二日酔い。二日酔いで頭が痛いと、妙にメランコリックな気分になります。そんなに飲み過ぎたつもりはなくて、軽い頭痛であったとしても、やっぱり精神状態にはいい影響を与えないでしょう。さらに、寝不足。寝不足だと、深い思考ができにくくなり、すぐに眠たくなります。
解消方法
当たり前なのですが、体の状態を少し戻すと、精神状態もましになります。というわけで、空腹時はなにか口に入れて、空腹状態を脱する。空腹で怒っているときは精神的にもダメージが与えられているので、いったん食事等で時間を置くと、空腹もまぎれ、そのことから離れることにより精神状態もよくなります。二日酔いについては、前日、飲み過ぎないようにする、ことが一番かな。まあ、翌日薬で症状を抑えるのもありかもしれませんが、やっぱり飲み過ぎ注意で。寝不足は昼寝でもなんでも少しお休みをとってしまったほうが効率的です。
このように、体の状態を回復すれば、精神状態も改善されます。
解消できない場合
とはいえ、体の不調を解消できない場合、ということもあります。その場合、心のほうでなんとかしなくてはなりません。例えば、会議会議で食事ができないということもあるでしょう。そのような場合はかーっとなってしまいますが、そこには空腹がひそんでいるということを理解し、少し、怒りたくなっても我慢するようにします。体の状態が精神状態を引き起こしているということを認識して、なんとか精神をコントロールすることが大切です。ただ、精神による統制はその場しのぎなので、一息ついたら体のケアを行うことが必要でしょう。
まとめ
このように心と体は密接につながっていて、体の不調は心の不調を引き起こします。そうはならないように、体を整えることが最も大切です。体にいたらない場合であっても、原因には気付き精神力で感情の動きをコントロールする必要があります。心楽しく過ごすための条件としては、良く寝て、よく食べ、飲み過ぎない、ということが必要な条件としてでてきます。