監査では違和感を感じたらそこは大切にしよう

監査に従事していて、業務を遂行するときに、時折、違和感を感じることがあります。この違和感、結構、大切だったりもしますよ。

監査手続をしているとふと違和感を感じることがあります。例えば、「この勘定科目の数値は前期と同じ。」、「数字が微妙に合わない。」、「会社の状況と数字の動きが違う。」等等。明らかに誤っている、もしくは誤ってそうだ、ということであれば、その事象に対して追及します。ところが、そこまで言えないような場合、も当然にあります。

その場合、そのままスルーしてしまおうか、悩むことがあります。どうしても、監査の期間は限られているので、そのままにしてしまうような誘因は働きがちです。ですが、そういう場合、往々にして問題が生じていることがあります。そして、「あの時、おかしいと思ったんだよな~。」と思っても、その時はもう遅いこともあります。

なので、違和感を感じたら、少し立ち止まって深掘りしてみる、もしくは上の人に相談する、ということが大切です。スルーはしないほうがいいでしょう。スルーすると落とし穴に落ちることがありますよ。

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