カフェにおける料理提供の方法論、最後に後始末やその他の事項について少し考えてみましょう。
後始末
当然、1日カフェを催行した場合には後始末を考える必要があります。具体的には、まずは片づけ。これは、貸主の意向に沿う形で片づけをする必要があります。これを怠ると、次に貸してくれない、ということもあり得ます。
また、後始末としてやっておきたいことが振り返り。つまり、その日はどんなメニューを提供してどの程度売れたか、また、お客さんの入りはどうだったか、ということを記録しておくといいでしょう。例えば、来客そのものが少ない場合と、来客はあったけど飲み物ばかりオーダーされて食べ物は頼まれなかった、という場合はその後の対策の立て方が違ってきます。また、どの献立が売れているのか把握しておくと、次に献立を立てるのにとても役立ちます。
メリット/デメリット
1日カフェをやることの最大のメリットは、自分の料理を作る場を持てる、ということでしょう。普段、レストランとか勤めている人でない場合は、こういう機会はなかなかないとでしょう。勤めていても、自分で献立を考える、ということは少ないかもしれません。特に、自分で店を持ちたい、という人は1回試してみるといいと思います。あと、自分が料理に対して興味があることを周囲にアピールすることもできます。
デメリットは、1日カフェをするのはそれなりに大変です。献立の立案~材料の買い出し~仕込み~実際の提供~片づけと色々としなくてはいけないことがあります。これを、他の勤め先を持ちながらするのは、結構、大変なことでしょう。
会場探し
実は、この会場探しが意外と難しい。ただ、色々な人の話を聞くと、同じようなことをやっている人もおり、決して場がないわけではないので、適宜探してみるといいでしょう。近所、口コミ、ネット、あたりでしょうか。また、少し違うかもしれませんが、お見せを開けていない時は、場所レンタルしてくれるところもあります。
まとめ
1日カフェをする、ということは色々と気を遣うこともあり、大変ではあります。ただ、料理好きな人であれば、機会があれば是非取り組んでみるといいのでは、と思います。