将来、こういうことをしてみたい、という夢とか希望を持っていますか。日常生活に没頭すると、ついそういった夢的なものをおざなりにしてしまいがちです。そこで、今回は、そういった夢的なものとの付き合い方、考えてみました。
ちょっとやってみる
まず、自分から夢に向かっていくことを考えてみましょう。それは、少しだけ手を付けてみる、ということがあります。例えば、海外で就職したい、と思ったらエージェントに相談する、留学したのであれば書籍をとりよせてみる、独立したいと思ったらまずは週末でなにかしてみる、といった感じでしょうか。そうするなかで、徐々に夢に向かって進んでいくこともあるでしょう。もしくは、やってみたら、思っていたこととは違ったということでやめてしまうこともあるでしょう。自分としては、どちらも意義のあることだと思っています。
自分の経験に即して言えば、一時期、料理人として身を立てたいと真剣に思ったことがありました。そこで、実際、人に料理を作ったり、料理教室に通ったりもしていました。そうしたなか、機会があって、カフェの手伝いをしたことがあります。その仕事はとても面白く、お金をいただいて人に料理を提供できたことはとても嬉しかったです。反面、料理を人にサーブすることができたので、そのことに満足してしまった、ということと本業への影響ということもあり今年早々にやめてしまいました。というわけで、今はそれほど料理人になりたい、とは思っていません。まあ、料理を仕事にするのは、「わたる世間は鬼ばかり」に出てきた岡倉大吉さんみたいに、老後でいいのかな~、と思っています。
チャンスは突然やってくる
世の中にはチャンスが突然やってくる、ということもあります。自分では意識していなくても、ポンっとそのことができるようなことがめぐってくることがあります。
例えば、自分自身は学生の頃、海外留学をしたい、と思っておりました。それが、学生時代には特にそんな機会にも恵まれず、半分あきらめかけていました。ところが、30代になってから、思いもかけないことから、海外留学をできることになり、実際に2年くらい留学をしていました。案外、子供の頃からの夢ってかなうときはかなうのかな~、と思います。
このように、ふとしたことでチャンスがめぐってくる、ことがあります。ただ、チャンスが巡ってきても、その場でつかめるかどうかは、別問題です。チャンスをつかむためには、準備であるとか、思い切りであるとかが大切です。
社会の変化により可能になる
社会環境の変化、ということにより、自分の夢がかなえやすくなることもあります。価値観の変化、社会情勢の変化、科学技術の進化等により、以前はできないとされていたことが、今だったらできる、となるかもしれません。
海外、ということでいえば、30年前の日本であれば、なかなか出ていくことが難しかったと思います。最近であれば、むしろ、積極的に海外に出ていくような風潮であるため、以前よりは容易になったといえます。もし、将来、テクノロジーの変化によりドラえもんに出てくる、「どこでもドア」のようなものができ、いつでもどこへでもいるようになれば、海外に行くことはさらに容易になります。これがあれば、平日は日本で働き、週末はヨーロッパでのんびりする、ということもできそうですね。
まとめ
自分の夢、時として壮大になりすぎ、実現を考えられないこともあるでしょう。でも、自分の周囲の変化ですんなりかなうこともあるでしょう。もしくは、自分のちょっとした努力により、徐々に近づく、ということもあるかもしれません。大切なことは、夢は心にもっておく、少しずつ行動に移したり、いざとなった時に対応できるようにしておく、というなのか、と考えております。