思えば、高校を卒業してから、今に至るまでほぼずっと、一人暮らしをしてきました。ここでは、一人暮らしのメリットについて考察してみます。
親への感謝
一人暮らしをすると今まで育ててくれた親への感謝が湧いてきます。つまり、家族と一緒に暮らしていると、大体のケースにおいて親御さんが色々と面倒をみてくれて、家事等はほとんどしなくてすんでしまう、ということが往々にして多い。どうしても、親にやってもらっているとそれが当たり前と感じてしまって、感謝を感じることが少ないのでしょう。
ところが、一人暮らしになると、全て自分で家事をすることになり、その面倒臭さに気付きます。具体的には、掃除、洗濯、アイロンかけ、食事の準備、後片付け、買い物等々すべて自分で処理することになり、ありがたかったな~、ということに気付けます。
それに気づけることが一人暮らしの最大のメリットでしょう。
自由の空間
やはり、一人暮らしといえば、自由の空間、ですね。もちろん、近所迷惑になるようなことはしてはいけませんが、一人で暮らすことにより、ふるまいの自由度は格段に増すことになります。それは、ある意味、結構気楽なところもあります。
あまり、気楽さに慣れると、そこから抜け出しにくくなるので、注意が必要です。
家事の上達
前述したように一人暮らしをすると家事を全て一通りこなすことになります。もちろん、料理は全て外食、とか、洗濯はある程度クリーニングへ、というように部分的に外部委託することはできます。ただ、そこには限度はあるため、自分で対応しないといけないことが増えます。そうすることにより、日々、家事をすることにより家事能力が向上します。
また、単に能力の向上、ということだけではなく、周囲の人からも比較的家事ができる人だと、みてもらうことができます。
料理の練習機会
家事の上達と似ているのですが、料理にはいい影響を与えます。というのは、一人暮らしだと、料理が多少うまくいかなくても、責められることはありません(もちろん、多少はへこみますが)。すなわち、色々と新しい料理を試せる、という環境が与えられます。あとは、適当に作っても誰も文句をいいません。そのため、新しい料理にチャレンジしやすく、料理の腕は上達しやすい、ということになります。ただ、うまくできた時、喜びを分かち合える人がいないので、それは少し寂しいですね。
まとめ
一人暮らし、経済的には割高になってしまうことも多いです。ただ、メリットも色々とあるので、一回は一人暮らしをしてみるのも悪くないと思いますよ。