プレゼンテーションをされる人の中には、自分自身のセミナーを行いたい、という人もいるかと思います。そんな人のために、どのようにセミナーネタを作るのか考えてみました。
自分の得意なものを
一番始めに、自分はなにができるのだろう、というところから始めます。
まずは、、自分自身の職業から考えます。私であれば、会計士ということで、会計や税務のことが候補としてあがります。また、次に自分がならっていたこと、MBAで文章の書き方、リサーチの仕方、プレゼンテーションの仕方といったことを習っていたこともあり、そういったことも面白いでしょう。また、趣味的なもの、料理、水泳といったこともセミナーのネタになるかもしれません。
こういった自分での得意分野はどんななものがあり、そこからどんなことがレクチャーできるのか、ということを考えてみましょう。
聞き手がなにを望んでいるのか
その次に、セミナーの聞き手がどんなことを聞きたいのか、ということを考えます。例えば、海外で活躍したい、という人であれば、英語、異文化コミュニケーションについて学びたいでしょう。また、管理職となり会計の知識が必要となった場合には会計のセミナーを聞きたいと思います。自分を成長させたい、ということであれば、読書術、早起きといったことには興味を持つでしょう。そのため、セミナーの対象者となる人々がどんなテーマを受けたいのか、ということも考えていきます。
両者の組み合わせ
結局、セミナーは自分ができることと、他人が受けたいことの両方を考える必要があります。いくら、自分が複雑な会計の知識があったとしても、そういうニーズがない場合にはセミナーとして成立しません。逆に、どんなに人気があるトピックであっても、0ベースからセミナーを作るのは相当しんどいはずです。
順序としては、自分がなにができるのか、ということを洗い出してから、どういう人たちが自分の話を聞きたいと思っているかということを考えていけば、おもしろいセミナーネタはできるかと思います。
まとめ
セミナー、自分ができることを考えることはとても重要です。ただ、それだけでは不十分で聞き手のニーズを考えることができます。結局、セミナーネタ作りも、経営戦略と一緒で自分の強みとマーケットの状況の両方をふまえ組み立てることが必要のようです。