困ったことがあった時、当然に、その解決を目指します。ですが、その解決方法には外的なものと内的なものがあります。今回はそんなことをば。
外的な解決、ということは、問題そのものに働きかけて、それを解消させることです。つまり、実際に解決に乗り出す、ということです。例えば、自分のことを嫌っている人がいれば、その人との関係性を改善すべく、挨拶したり話しかけたり、プレゼントしたりします。つまり、目にみえる、形に残るように行動するということです。
内的な解決とは、問題そのものには働きかけず、自分の心の中で納得させることです。つまり、問題に対する見方を変えて問題にしないようにする。上の例えで言えば、その人との直接の関係改善は目指さず、別に嫌われていてもいいや、と考えるようにする、ということです。つまり、何らかの行動をするのではなく、考え方を変えていく、ということになります。
じゃあ、どちらが大切か、と言えば、両方だと思います。ただ、順序としては、まずは、外的な解決を試みて、それがダメだったり、時間がかかったりする場合は、内的な解決を図るのがいいでしょう。待ったりすることも必要なことがありますが、その場合は外的な働きかけとともに、内的な解決、つまり、待っている間に気を紛らわすことが大切でしょう。