他人事だからこそ見えてくる、その現象をどう生活に活用するか

よく、「他人事のように」とかいう表現にあるように、他人事というのは悪いように捉えられがちです。当事者意識がない、とか、親身ではない、とか。でも、他人事ということはメリットもあります。

それは物事を客観的に捉えられること。当事者としては、どうしても感情的になってしまったり、最悪の事態しか見えなくなってしまったり、どうしても見方が主観的、一面的になってしまう、ことあります。その結果、精神的にもしんどく、判断や行動も合理的ではなくなる可能性は出てきます。

ですが、他人であれば、当事者のとの関係性の深さにもよるのですが、当事者よりは感情も波立っていなくて、客観的に公平にみやすくなります。なので、他人の視点があることにより、より合理的な判断や行動がしやすくなります。

なので、他人事ということをどう活用するかを考えてみます。まずは、相談する、ということです。相談するにもいろいろな人がいます。例えば、家族、友人、同僚といった自分に近しい人。逆に、フォーマルに上司とかお役所とかもあるかもしれません。あと、法律問題や税金問題だったら、弁護士や税理士といった専門家、あとは、コンサルとかコーチとかというように話を聞いたりアドバイスをしてくれる人と多岐に渡ります。

そんな中で、その時の問題への適性や、どの程度信頼できるか、ということを勘案して誰かに話すようにすることがいいでしょう。

相談できる人がいない場合はどうするか、というと、他人の視点を持つようにする、ということです。一つは、渦中の中にいることを認識し、そこから離れるように努力する。あとは、〜〜さんだったらどうするか、というように他人の思考の型を利用する。あとは、一旦、紙やPC上で言語化するのもいいです。文字にすると客観的に考えやすくなります。最近だとチャットGPTに聞いてみる、なんてのもいいじゃないですか。

ということで、他人事も大切なことと、他人の視点をどうやって作るかを考えてみました。他人事、だけでもまずいですが、うまくバランスを持っていきたいところです。

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