事業家ならまずは自分の事業に専念すべき

事業をする人、というのは、実は自分の事業を見失いがちです。ですが、やっぱり、それはまずいよね。今回はそんなことをば。

まずは、会社員というのは、基本的に自分の役割が決まっています。会社から与えられるわけです。なので、会社員だとそれに沿って業務を進めます。ですが、社長とか、役職者となると、といっても大会社のサラリーマン社長とかは別ですが、自分の役割は自分で決めることができたりします。まあ、独立起業はまさに自由になりたいためになる、という面が強いので、それはそれでいいことなのです。

とはいえ、自分の行動に制約がない、というのは、結構怖いことです。事業家となれば、自分の事業のため、ということもあり、色々な会合に出たり、同業種、異業種関わらず団体に属したりすることが多くなります。会員ということであれば、まあ、いいのですが、役職者になったり変なプロジェクトのリーダーとなったりしてしまい、そういった活動が多くなってしまうということあります。

そうすると、自分自身の事業に対してさける時間が少なくなってきます。事業をしていれば、経理や手続も必要になるのですが、特にそういうところから時間を割かなくなっていきます。さらには、営業的なところにも時間が割けなくなると、事業全体が不調となってしまいます。

まあ、ある程度規模が大きな会社であれば、特段、社長がいなくても仕事は回ります。そういう状況になれば、逆にそういう会合やコミュニティに顔を出して人脈形成に努めた方が事業が発展する、、、こともあります。ただ、本当に起業したばかりの人がそうなってしまうと、自分の事業に手が回らなくなくなり、結果として、ぎゃあ、ということになります。

もちろん、会合やコミュニティは事業を発展させるにはとても大切です。ですが、まずは自分の事業を中心において、そこへの関連や発展性を考えて、コミュニティをデザインすること大切です。特に初期は本当にそうです。ある程度、規模が大きくなれば、自分の事業から離れた方が、イノベーションは起きやすくなり、プラスかもしれません。結局、バランスが大切ということです。

未分類