不安、という感情は、新しいことや難しいことが目の前にあることに対する、準備反応です。今回は、そんなことをば。

不安、という感情は持つ立場としては、実は辛いものです。寝れなかったり、集中力を欠く要因となってしまったり、いろいろな不都合を体にもたらします。なんで、こんなことが自分に起こるんだ、と、悲しくなる向きもあるでしょう。

ですが、不安という感情も大切な感情なのです。不安があるからこそ、目の前のことに取り組み、また、将来想定されるリスクに対応しようとします。不安は、将来の不確実性に対して備えることを自分に対して促しているわけです。

なので、不安を感じるのはある意味仕方がない、ということとなります。なので、不安を感じている自分を責めるのではなく、認めて宥めてあげることが必要です。それとともに、不安を感じていることを見てみぬふりをするのではなく、直視する、ということが大切です。