なぜ勉強をしなくてはならないか、子供も大人も勉強をしないといけないと言われています。でも、なんでだろう、、、とふと思うことありますよね。今回は、そんな素朴な疑問を考えてみます。
一つは、この社会で生きていくために基礎的な素養の詰め合わせだから。これは、特に、義務教育とされる小学校、中学校で学ぶことに該当します。特に、文字の読み書き、算数はできないと、かなり生活が苦しい。社会の枠組み、歴史とか地理とかも、一般常識の土台として知っておきたい。理科は、、、理系の基礎であり、文系の人は必要ないかもしれないけど、国として一定程度の理系の人間は必要なので、初等教育では、多くの人に学ばせ、理系に進むような人も作っていく必要があるのです。
それと、勉強をする、試験をする、という技術は、大人になってからとても役立ちます。特に試験というのは、高校大学のみならず、資格試験、語学試験、昇進試験、と、自分がやりたいことを実現する折に、時として障壁として現れることになります。そんな時、試験を受かる技術が役立ちます。また、勉強を通じて知識を得ることが目の前の仕事や将来の目標を達成することを助けてくれます。
それと、もう少し、上記のことを抽象化すると、目標を達成することの練習となる。これは、試験を考えればわかるのですが、試験を受かるためには、受かるという目標があって、それをどう達成するか、ということを延々と詰めているわけです。そうすることにより、目標設定とプロセス構築の修練となり、そのスキルが上達します。
あとは、世間的にみて、勉強ができる人が、やっぱり、高く評価されてしまうから。そういう風潮がいいか悪いかは、議論があるところですが、現実的には、学歴が高い人、資格を持っている人が高く評価されてしまいます。そう考えると、勉強して、そういうところに達すれば生きやすくなることでしょう。
ということで、勉強をした方がいい理由を考えてみました。子供に聞かれることもあるかもしれませんが、一つ考えてみてください。