取引先との関係でも、自社の中でも、事業をしていれば何かしら問題が発生することありますよね。もちろん、火消しは大変ですが、チャンスでもあります。今回はそんなことをば。
まずは、信頼を高める可能性があります。問題が起こっている、その起こった時は大変なのですが、その大変な中、お互いが一生懸命全力を尽くして物事にあたります。ですので、問題が解決すると一定の信頼感が芽生えます。それが、こちら側のミスや失敗で発生したことであっても、誠意を尽くして対応すれば、却って信頼感が増します。
次に、現状を改善させることができる。問題が起こる、というのは、顕在的には何かしらの原因や仕組みが存在していて、それが顕在化したということが言えます。問題が顕在化したときに、合わせて、潜在的にある原因や仕組みに手を入れるようにすれば、問題が発生しないようになり、より良い関係や組織となるでしょう。
あとは、さらに組織や関係の成長につながる。問題が起こる、ことによって、現状あった秩序やしきたりにヒビが入ります。今までは、しがらみ等によってできなかったことが、ここで改めることができます。なので、成長につながるようなプロセスや仕組みを入れると、今までより、さらに良くなります。
ということで、問題が起こると、つい、何かを責めたくなったり、辛い気持ちになったりしがちです。それはそれでそうなのですが、ただ、現状の改善や信頼感の向上といったこともあるので、前向きに取り組みたいものです。