リーダーは熱を持ち伝え、方向を指し示すことが仕事である

リーダーシップとはなんなのか、、ということは、色々と考えさせられることです。個人的には、組織の目的について情熱を持つそれを周囲に伝えること、と、組織が動くべき方向性を決めることの2つかな、、と思います。今回はそんなことをば。

まず、熱を持つことというのは大切です。やっぱり、淡々と物事を進めるリーダーの下では、淡々と業務をこなすメンバーが多くなりがちです。かりに熱があったメンバーがいても、それが少数であれば空気を読んで熱を発さなかったり、熱を発しても周囲に沈静化させられてしまいます。

逆に、リーダーが情熱をもち、それを言動、態度、そして、行動により周囲に伝えることにより、周囲もそれに影響されてきます。リーダーとメンバーが、同じことについて、同じように情熱を持てることができた場合、組織がそのことを達成するために非常に強い推進力となります。やっぱり、感情は人を動かすということです。

もう一つは、方向性を指し示すことでしょう。組織がどこに向かうのか、組織の目的はなにか、それを指し示すわけです。もし、リーダーが指し示す方向があいまいだったり、一貫性がなかったりすると、メンバーもどこに向かっていいかわからず、現状維持にとどまったり、メンバーがそれぞれに異なる思惑や行動をとってしまうこともあります。

リーダーは方向性を指ししめすためには、勇気と一貫性が必要なのです。外野では言いたいことを言います。特に、批判されるのは誰だっていやなものです。また、自分が指し示す方向が、必ずしも正しい、とは、感じていないこともあるかもしれません。難しい決断を迫られた時でも、逃げずに決断をするということも必要です。リーダーは多数決に逃げてはだめなのです。また、自分の考えや態度が一貫していないと、メンバーはなにが指し示されているか、わからなくなってしまいます。

ということで、リーダーの役割として2つあります。ちなみに、決断、もリーダーの大切な役割として言われることが多いのですが、ここでは、「方向性を指し示す」という役割の中に、決断する、ということも含めています。

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