やっぱり、情報は大切だよね、ということあります。じゃあ、その情報をどのように集めるのか、ということは考えないといけません。なぜなら、情報の量は無限だし、精度もまちまちですからね。どういう意識を持つか考えてみました。
まず、広く浅く情報を集め、業界や世の中の流れを俯瞰する必要があります。いずれは深掘りをしていくのでしょうが、そもそも、どこを深ぼるかがわからないと、深堀のしようがないからです。ということで、一次的には広く浅く情報を集めてきます。
とはいえ、世の中には情報源は無数にあり、全てを網羅するのは難しいのも事実。であれば、まずは、いくつかに媒体を絞って定期的に情報を集めることが大切です。それは、一般的な新聞もそうですし、業界に特化した情報源もあるでしょう。あとは、メールマガジンやGoogleアラートでウェブ上から自動的に流れる仕組みを作るということもあります。ここでのポイントは、こちらからは取りに行かず、流れている情報を受け取り、それをざーっとみていく、ということになります。
もう一つは、人からの情報。やっぱり、媒体からだけだと、心が動かないとのと、情報に偏りが出てしまいます。やっぱり、生身の人から得られる情報、というのもあります。なので、何人かの人と会ったり、コミュニティに複数参加したりして、人からの情報の経路を作ります。
こうやっていくと、広く浅く情報を得ても、それだけだと、表層だけ知っていて、時として物知り博士で終わってしまう可能性もあります。それを防ぐためにも、情報を深めていく、ということが大切です。深堀の方針としては、広く浅く集めている情報のうち気になることを深ぼる、自分の目標や今の業務に関連するものをふかく掘るのパターンがありそうです。
いずれにせよ、深く掘ると決めたら、インターネット、書籍、雑誌等、同じテーマについて複数の情報源に当たっていきます。書籍も、できれば一冊だけではなく、複数冊手にとってみるといいでしょう。人であっても良く知っている人の話を聞いたり、場合によっては弟子入りしたりするということも考えられます。そうすると、一つのことに対して深く情報を得ることができます。
こうして、広く浅く情報を俯瞰しつつ、必要に応じて深く狭く情報を集めることにより、上手に情報を活用できるようになります。