なんのために生きているのか、なにを目指して生きるのか、ということ、明言できますか。意外とこれは難しいのです。
人生の目標、まあ、ゴール、夢とかビジョンとかも言うのですが、それを持つことはとても大切です。結局、それが自分の行動基準や判断基準となり、一貫した行動や判断をもたらすし、また、決断がしやすくなります。やっぱり、目標がないと、どこにむかっていいかわからず、判断や行動に一貫性が欠いてしまう、ということはあります。特に、人生の自由度が高くなりや選択肢が多くなると、判断基準としてほしいところです。
ですが、それを明確に持つことは難しい。そもそも、人生の目標を持つこと、は、なくても生活ができるからです。世間の常識、家族の意向、生きていくために必要なこと、に沿っていけば、なにがしか生活できていくのです。なくてもいいものをあえて持とうとするのは、結構大変よ。
また、自分になかで明確に言葉にする、ということも難しい。なんとなくは、あるけど、言葉になっていない、ということもあります。普段、そういうことを考え慣れている人であればいいのですが、考え慣れていないひとがいきなり目標とかを考え出そうとするのは難しい。まあ、慣れていないことをするわけで、そんなに高度なことができない、というわけです。
あとは、世間等々のしがらみということがあります。自分として目標をもっても、家族から反対されたり、世間的な常識から離れていると、なかなか、進めません。あと、そういう世間や家族の考えに影響され自分の目標が目標ではなく、義務に置き換わっている、ということも往々にしてあります。外的な障壁だと、解決しやすいですが、そもそも、自分のマインドが義務に染められていると、やりたいことありたい方向ということが見えにくくはなります。
ということで、人生の目標、持つことの難しさを考えてみました。でも、あったほうがいいとはいえるので、なんか、うまく持てる方法を考えてはみたいです。