打ち合わせ、会議等をコントロールするための方法論

打ち合わせ、とか、会議とか、自分が思うような方向に持っていきたい、ということありますよね。それについて、いくつかの方法論があるので、それを綴ってみます。

フォーマルな会議で自分が司会とか、割と仕切れる状況であれば、アジェンダを作ることが有用です。アジェンダを書けば、基本的にそれに沿って、議論は進みます。なので、アジェンダに自分が話したいことを盛り込めば、自然と会議をコントロールすることができます。

次は、参加者の場合どうするか。発言したい内容について、会議資料を作っておきます。それを紙で打ち出すか、画面に映して話をします。目に見える形で自分の主張が明らかになるので、一通り説明がしやすいのです。そういう目に見えるものがない場合、たとえば、自分が1〜5までストーリーで話したい場合、1を話しときに横槍が入り議論が傍にそれ5まで話せない、ということがあります。

紙が作れる場合はいいのですが、作れない場合もあります。たとえば、プライベートな会話とか、あえて議論を細かく作り込まない方がいい場合、まずは聞き役になるとき、なんかは紙がないほうがいいでしょう。じゃあ、その場合どうするか、、、というと、会議のポイントや方向性をざっくりと決めておくこと、です。会話をしながら、そのポイントや方向性を意識して、その場その場で会話を組み立てておくことがいいかな、、と思います。

一見すると、きちんとシナリオを組み立てておいた方がいい、、という考えもあります。ただ、相手がある話なので、シナリオ通りに会話が進むことはほぼほぼないです。で、シナリオが崩れると自分が同様にしてしまい、会話そのものが崩れてしまう、ということがあったりします。なので、シナリオは当てにならないです。まあ、シナリオを立てること自体は悪くないのですが、立てても、その通りにはいかない、、と想定しておき、実際にシナリオが崩れても動揺せず、その場その場で会話を組み立てていく、ということが必要でしょう。

今回は、会議や打ち合わせのコントロールについて考えてみました。会議全体をコントロールしたいのであればアジェンダを、自分の考えを最後まで主張したい場合は紙を、紙はなく対話で話を進めるためにはポイントや方針をあらかじめ決めてそれを念頭におく、シナリオは立てても参考程度に、というところが必要かな、と考えます。

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