プレイングマネージャー、どちらかというと、否定的にとらえられることがおおいです。ですが、プレイングマネージャーも時としては必要なところもあります。今回は、そんなことをば。
プレイングマネージャーがプレイするとどうしても、プレイングに比重がよりがちです。つまり、自分の目の前の仕事やクライアントに集中してしまいます。とすると、チーム全体が見えにくくなり、チームのマネージに力がそそげなくなります。特に、プレイングマネージャーの場合、難しい案件を任されることも多いです。とすると、ますます、自分のことに集中してしまいがちです。
もう一つは、他のプレイヤーと功を競ってしまう、ということがあるかもしれません。やっぱり、自分が背中を見せないと、、と思うと、よくできないといけない。自分が勝とうとすると、他のプレイヤーには勝たせよう、とはならないですよね。そうすると、他のプレイヤーの成長や手柄につながらない可能性はあります。
逆に、プレイングマネージャーにもいいところはあります。一つは、現場感覚を失わないこと。自分がプレイヤーとしてフィールドにでないと現場感覚を失いがちです。そうすると、現場からずれた指示やアドバイスをしてしまう、ということもあったりします。また、プレイングマネージャーだと、新規にしようとしていることを実験的に自分の案件でやって、それをチームに展開する、ということもできると思います。つまり、現場から得られた知見をチームでも使う、ということになるのです。
もう一つは、自分の案件を通じて、他のプレイヤーを育成できる、ということもあります。例えば、自分の案件を引継ぐ、とか、難しい案件を一緒にして、そのプロセスを通じて育成したり、自分の考えを伝えたりもします。
ということで、プレイングマネージャーにはいいところも悪いところもあります。プレイングマネジャーとして活動するなら、やっぱり、案件は他のプレイヤーより少なめ、難しい案件は他のプレイヤーを主として自分はサポートに回る、実験ができるような難しくない案件を抱えておく、ということが必要になろうかと。