プロジェクトマネジメント能力を増やしたいならまずはセルフマネジメントから始めよう

よく、自分の管理ができない奴は人の管理もできない、と言われます。その裏を返すと、プロジェクトの管理の上達はまず自分の管理からとなります。

自分、というのは、社会や組織において最小の単位です。最小の単位である自分の管理ができない、となると、それより大きな組織やプロジェクトになると難易度が増すので、当然にできないことになります。まあ、管理の対象が小さい方が負担は減るので、自分のマネジメントができるようなるといいです。特に、本当に一人で何かプロジェクトを始める、となると、考えないといけないこと、やらないといけないことが増えるので、それが一定の負荷(練習)になりマネジメント能力が増加します。

プロジェクトマネジメントは、個人であれ、集団であれ、考え方や使うツールは一緒だったりもします。例えば、スケジュール管理、タスク管理は、個人としても利用しますよね。なので、まずは個人という単位でスケジュールやタスクの管理能力を高めることができれば、それを複数人でのプロジェクトの管理に活用すれば、効果的にプロジェクトマネジメントができるようになるのでは。

最後に、実は、複数人でプロジェクトをする場合、各メンバーそれぞれがそれぞれの行動を見ています。特に、リーダーの行動は事細かに注目されています。そんな時に、だらけた行動や規律の取れていない行動を見るとそれが他のメンバーに伝播します。また、伝播しなくても、自分の言葉に重みが薄れ、あまり、自分の言葉が組織に浸透しにくくなります。自分の言葉が組織に浸透しないのは、プロジェクトを動かしていくのにマイナスです。モラールが低下する、ということですね。

ということで、プロジェクトマネジメント能力を高めたいなら、まずは自分個人をきちんとマネジメントできるようになりましょう。まさに、自分の管理ができない奴にプロジェクトの管理なんかできない、ということです。

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