業務の流れや方法を変えるに際して考えたいこと

会社において、何がしかの事情があって、自社の業務の流れや方法を変える、ということが必要なことありますよね。ただ、そういった変更は、時として構成員から反発を受けることがあるので、慎重にしたいです。その際、どういったことに気をつけたいか、考えてみます。

まずは、時を計るということが大切です。タイミングや順序です。やっぱり、受け入れやすいタイミングということもあって、例えば、制度が変わったり、コロナみたいに疫病、業績の変動、人事的な動きとう、何かしらの動きがあったほうが、それへの対応とした方が説得しやすいです。あと、順序も大切でいっぺんに変えようとすると、それが正しく、納得できるものであっても、負担が大きく反発がでがちです。

もう一つは、きちんと理由を説明する、ということ。なぜ、業務の流れや方法を変えないといけないのかという具体的な理由を論理的に、必要に応じて感情を交えて説明します。やっぱり、理由がわからないことをするのは、嫌だし、特に負担が増えるものについては、相当程度の抵抗感が出てしまうものです。なので、きちんと理由を明確に理解してもらうようにしましょう。口頭だけではなく必要に応じて書面にしてもいいですよね。

さらには、インセンティブの設定。流れを変える、ということを後押しするために、インセンティブ制度を設けることも考えられます。それにより、構成員の変化に対応するやる気を出すことができます。とはいえ、インセンティブを出すとその分財務負担が増えるのと、やっぱり、インセンティブだけでは限度があるので、きちんとした理由や位置付けを示した上で、インセンティブを提示するのがいいのかなと。

最後に協力者を見つけることができれば、結構、スムーズにいきます。やっぱり、リーダー一人が変更に向かって頑張るのは大変です。なので、組織の中に、考えを同じにする人がいれば、その人を巻き込んで一緒にやったり、うまく、その人を動かしたりするととてもやりやすいです。その人が動かなくても、同じことを考えている人がいる、というだけで嬉しいですね。

ということで、業務プロセスを変える際の留意事項を考えてみました。これを踏まえつつ、組織をうまく動かしていきたいものです。

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