殿様営業の勧め

営業をする場合には、通常は妥協とか折り合いとかを勘案し、落とし所を見つけにかかります。ですが、時には強気に行く方がいい、ということもあるので今回はそんなことをば。

強気にいく、ということは、言葉を変えれば妥協をしない、ということになります。値段も条件も納期も、とにかく、これ以外は認めない、と突っ張ることです。普通に考えたら、そんなの無理だよ、、、と思ってしまいます。でも意外と通るものです。全ての条件を通すことは無理でも、ある条件について、強くいってみると割と通ります。

強気にいくことの最大のメリットは、自分にとって、有利な条件で話を進められる、ということです。逆に、妥協とかしてしまうと、どうしても業務的に辛いところが出てきてしまいます。

で、強気にいく時にはいくつのポイントがあります。一つ目は、相手の状況を勘案することです。例えば、懐具合だったり、相手のニーズとのフィット具合だったり、相手の性格だったり、そこを見据えて強く出れそうな時は出る、というところです。

もう一つは自分のキャパシティーの空き具合です。つまり、ある程度の仕事があって、無理に受注しなくていい、ということであれば、強気にいってダメならダメでいい、ということがあります。逆に、自分のスケジュールがガラガラ、ということであれば、多少は妥協が必要かもしれません。最も、自分のスケジュールはガラガラでもあえてポーカーのように強気で行く、ということもあるとは思いますが。

必要なのは、勇気です。失注したら、とか、相手にネガティブな感情を抱かれたり、とか、悪く思われたら、とか思うと不安で強くは出れないですよね。ただ、その不安な気持ちに負けず、乗り越えると強気に出れるようになれます。

ということで、強気に出ることのメリットと方法論を述べてみました。でも、時には、強気に出てみて、感触を確かめてみる、ということも大切かもね。

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