「一口、食ってもらえればわかるのに、、」は商売人としては失格

食べ物は結局のところ、食べてみないと味はわかりません。なので、美味なるものを料理していても、食べてもらえない限りは真価はわからない、というのはその通りです。なので、あなたが料理人であればそういう言葉を口にしても仕方がない面があります。ですが、あなたに商売人としての矜持があるなら、その言葉は口にしてはいけません。

商売人であれば、食うところまで持ってくる、というのが仕事だからです。料理の持つ味をきちんと伝えて、食べてもらって、味を理解してもらってリピーターになってもらう、ということが必要なのです。

そのためには、食べてもらうための施策を立案して実行していくということでしょう。試食サービスをする、キャンペーンでばらまく、SNS等広告を打つ、イベントを開催する、友人知人に食べてもらう、等々。もちろん、なにが当たるかはわからないし、効果もやってみないとわからないのですが、こういったことを試行錯誤しつつ継続的に行えば、口に入れてもらえ、そのおいしさに気づいてもらいやすくなります。

もう少し、一般化すると、「いいものを作れば売れる」ということではなく、「売れたものがいいものだ」となります。商売人であれば、商品・製品の価値を上げることはもちろん、きちんとその価値を伝えて買ってもらうところまで持っていくことが必要です。

商売人であれば、きちんと食べてもらうところまで持ってくる、ということが必要です。

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