人から相談を受けた時に気を付けたいこと3つ

時折、友人や知人から相談を受けることがあります。どういう風に返答するかは、相談事の内容やその人の状況によって異なります。

なにを求めているか把握

まず、相談してくる人がなにを求めているか把握します。一般的には、相談する、ということは解決法を求めていると受け取られがちです。そのため、問題にあたって解決策から入るケースもあります。

相談者の意図としては、共感してほしい、とか、背中を押してほしい、と思っているかもしれません。そういった場合に、解決策から入ったり、反対意見を述べたりすると、相談してくる人にとっては、期待からズレルことがあります。特に、共感を求める場合、そこが外れると話し手としては面白くありません。

それと、相談してくる方は、共感と解決策の両方を求めてくるケースが多いので、その両方に対応することがベストです。

いったん全部話を聞く

まずは、相手が言いたいことを全部聞くようにしましょう。聞いている途中で遮りたくなる時もありますが、そこは我慢したいところです。理由としては、途中までしか聞かないと相談の全体像がつかめず結果としてずれた回答になる可能性があります。それとともに、相談する方としては、話を聞いてほしいということがあるので、そのニーズにもこたえましょう。

とはいえ、あまりに長いと話を聞くだけの時間がない場合もありますよね。そういう場合は、改めて相談のための時間を設定する、最初から時間の限度を提示する(10分くらいだけ、、とか)、事情を説明して途中で遮る、ということもあるでしょう。まあ、後で遮るよりは最初から時間を設定したほうが相談する方にとってもよいですよね。

できる限り客観的に答える

できる限り客観的に答えるようにしましょう。これ、当たり前のこと、と思われますが、実はそうではなかったりします。自分の回答はどうしても自分の価値観、知識、立場、経験、利害関係に左右されます。

特に、相談の内容によっては自分の利害と反することがあります。なかなか、言いにくい場合もあるでしょう。夫婦、家族である、という強い関係である場合は、自分の利害というかしてほしいことのみ伝えてもいいでしょう。また、友人の場合であれば、客観的にあるべきこと、と、自分がしてほしいことの両方を伝えるのが誠実かな。

まとめ

相談を受けた時の心得的なものを少し書いてみました。やっぱり、きちんと話を聞いて、客観的になるように努力をしたほうがいいと思います。

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