後悔と付き合うための方法論 3つ

後悔をしないように生きたい、とは、誰しも思うところです。ですが、後悔をしない、ということは基本的に不可能です。じゃあ、後悔という感情とどう付き合うか考えてみます。

まずは、一生懸命に生きる、ということです。後悔の源泉は、手を抜いたり、いい加減にしたり、やりすごす、先送りする、というところに多くあると思います。そういった、源泉を減らせば、後悔するということは減ると思います。もちろん、一生懸命やろうとなにしようと後悔するときは、します。ですが、一生懸命に取り組んだ場合は、「これだけやったので、仕方がない」と思えるので、後悔からの打撃は減ると思います。

これは、なにかしらの決断をするときもどうようです。ひたすらなやみ、自分の意見で決断すれば、その決断が誤ったときでも、「あの時あれだけ悩み苦しんだあとの決断なので仕方がない」と思うことができます。

それと、教訓化する、ということもあります。一度失敗したことは二度と繰り返さないようにする、ということです。後悔するような事象が発生した場合、それがどういう要因で発生しどうしたら防げたか、ということを考えます。そして、再発防止策を講じれば、そういった事象が再発することを防ぐことができます。どうしても、失敗や問題が起こり、後悔する、ということは起こりうるので、それが起こったときに教訓化できれば、後悔の念も薄れると思います。

最後は、なだめる、というか、あやす。そうはいっても、時折、後悔の念に襲われることはあります。あるんです。そういう場合は無理に押し込もうとすると、かえって精神的につらくなることもあります。ぎゃくに、そのことを深刻に考え始めると、油に火を注ぐように、後悔の念が大きくなります。ということで、自分の感情をなだめる。擬人的にいうと、後悔して泣いたりわめいたりしている自分と、その様子を冷静にみている自分を分けて、冷静な自分が泣いている自分をなだめあやすような感じにする。そうして、しばらくすれば、泣いた子が泣き止むように後悔の感情も収まってきます。

ということで、後悔はしたくないもののどうしても避けることはできないのが常です。なので、うまくつきあい、必要以上に落ち込まないようにしたいものです。

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