最近、えごま油が花粉症によい、ということを聞いて、えごま油を積極的に料理に使うようにしています。今日はその話をば。
えごま油の特質
えごま油はシソ科の一種であるえごまの種子を使って作った植物性油脂の一つです。αリノレン酸が多く含まれており、健康に良く、花粉症にも効果的、だそうです。ただ、火をかけてしまうと、変質していまい、意味がないので、生で食べるといい、ということです。友人からえごま油を購入したこともあって、いくつか自分でも料理に使ってみました。
そのままかける
火を通すとよくない、ということなので、えごま油をそのまま色々なものにかけてみました。一番あうな、と思ったのが、写真にもある、焼き野菜の上にえごま油をかけてそこに塩をぱらりと振ることです。野菜をグリルで焼くと、水分が飛んでうまみは強くなりますが、若干、ぱさぱさ、したようなところもあります。そこをえごま油をかけることによりしっとりとして食べやすくなります。焼き野菜でなくても、生野菜にかけたり、わかめに醤油といっしょにかける、のもまたおいしいと。
その他、納豆にかける、生卵に入れる、味噌汁に入れる、炒め物、パスタに上からかける、としても、味にくせがないことから、どんなものにかけても普通に食べることができます。ただ、サバの塩焼きのように油の強いものにかけるとこってり感倍増なので、鮭の塩焼きのようなあぶらが強くない魚のほうがいいかもしれません。
ドレッシングにする
ドレッシングにする、という手もあります。例えばフレンチドレッシングであれば、酢、サラダ油、塩、コショウで作りますよね。ここで、サラダ油をえごま油に変更すると、えごま油をドレッシングに入れることができます。えごま油はくせがないので、ドレッシングにしてもすんなりと食べることができます。
つるっとした食感をいかす
えごま油は油であるため、食感がつるっとしています。これを利用することにより、粘り気のあるものを食べやすくすることができます。例えば、納豆に生卵の黄身を入れて食べることありますよね。ただ、黄身だけだと、べたっとしてしまい、僕自身はあまり好きではありませんでした。そこに、えごま油を入れてみるとつるっとして若干食べやすくなります。
まとめ
えごま油、火にかけることができないので、若干、料理法が限定されていしまいますよね。ただ、うまく使うとおいしく食べられるので、是非、色々と試してみてください。