考え方、好みは変わってもいい

よく、考え方(信念、思考、価値観)、好み(嗜好、好き嫌い)は変わるべきではない、と考え方が割と世の中では一般的であったりします。そのため、個人のレベルでも「考えを変えることはいけないのではないか。」と、自分の思考を型にはめてしまうこともあったりもします。そうではない、ということを少し考えてみます。

世の中は変わっている

世の中は日々変わっています。変化は徐々にやってくることもありますし、突然やってくることもあります。例えば、従前は日本ではLGBTはほとんど受けられておらず、そういった方々は自分がそのような状況であるということを伏せていました。近年では徐々にそういったことも受け入れられるようになりつつあります。役所での登録もできるようになりましたよね。このように、世の中の価値観的なものも変わるので、自分自身も流れを理解する必要があると思います。

自分自身も変わっている

自分自身の身体状況も変わります。それにともない、考え方や嗜好も変わっていきます。例えば、小さい時分、甘いおかしが好きな人が多かった、と思います。しかし、年を経てお酒を飲むようになると、甘いお菓子より塩辛いつまみを選びたくなりますよね。そういったように身体の変化によって、好みとかそういったものも変わることがあります。友人によると、人の体は新陳代謝により細胞レベルでは毎日変わっている、とのことです。そういった意味でも、考えや嗜好が変わっても当然でしょう。

自分の身の周りも変わっている

自分の身の周りの状況も変化します。特に、人の考え方は身の回りにいる人に結構影響されます。そのため、自分の近くにいる人が変われば、考え方は変わることもあります。また、家族ができるなど、周囲の状況が変わればやっぱり考えは変わるでしょう。つまり、自分の周りが変われば考えや好みも変わります。

まとめと補足

このように、世の中、自分の周り、自分でさえも日々変わっています。それ伴い、当然に考え方、好みといったものも変わります。そんな中「考えや好みを変えてはならない。」と思うと、自分の感情を押し殺し行動を縛ることになります。時折、そのような考えに陥る人もいるので、陥りそうになったら、「変わってもいいんだ。。」と思うようにするといいでしょう。

 

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