監査をして身につくこと

時折、将来のキャリアプランとして、税務がいいのか、監査がいいのか、聞かれることがあります。わたし自身は税務に携わったことがないので、税務のことは話せないのですが、監査をすることにより得られるメリットを以下のように説明することがあります。

まず、広い知識が身につきます。監査に従事すれば、会計、監査に関することは当然知らなくてはならないし、その他、税務、法律、IT等様々なことを知っている必要があります。業務の中で(時には業務外で勉強することも必要ですが)、これらの知識が身についていきます。

また、会社の仕組み、ということを勉強できます。監査を実施するにあたって、クライアントの業務の流れがどのように管理されているか、どのような部署があって、そこがどんなことをしているのか、ということを検討します。それにより、管理の仕組みについての知識を得ることができるようになります。

さらには、クライアントが属する業界やサービスについて知ることができます。特に、売上、売上原価の管理、計上方法、分析をするにあたってはこれらの情報が不可欠です。そのため、業務の中で、特定の業界についての知識をしることができるようになります。

これらが、監査をしたときに、得られることかな、と思います。これらの知識が身につくので、一回は監査に従事していることをお勧めしています。

なお、資格としての公認会計士/税理士のうちどちらにすべきか、とは別の話となるのでご注意ください。

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

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