現代の知的専門家に必要なことは知識を見つけること、あてはめること、説明することであるよ

知的専門家、ここでは、アスリートや職人のように体を動かす人ではなく、弁護士、会計士という士業や学者を指すようにします。ぼくじしんは、士業なので、どちらかという本稿は士業の人を想定しています。

従前、知的専門家というのは知識を持っている人、覚えている人、というカテゴリーでした。といのは、従前はインターネットもなく、本はあるもののやっぱり高価で読みにくいものが多かったように感じます。なので、囲い込んでいる知識を提供することで、価値を与えることができた、そういう時代だったようです。

近年は必ずしもそれはあてはまりません。一番、大きいのはインターネット。Googleでキーワードをたたけば、必要な知識を得られる時代です。よっぽどの極秘事項はいざしらず、一般的な法律や税務、会計の知識はインターネットから得られることができます。そのため、知識をもっていてそれを出している、ということは通用する時代ではありません。

ですが、近年においてもやっぱり士業というか知的プロフェッショナルのニーズはあります。どういうところで発揮するか。

まずは、見つけることができること。インターネットで情報はころがっています、と言いましたが、インターネットというのは膨大な情報の海です。そんな中、自分が必要としていて、信頼できる情報を見つけることが必要です(見つけ方のポイントはどこかで説明したいです)

次は、あてはめることです。情報はあったとしても、ただあっただけではあまり意味がありません。これを現実にあてはめて、問題解決を図ることです。あてはめは場合によっては専門家でも悩むことがある、結構、難しい問題です。あてはめは、通り一遍の知識の他、経験や論理的思考力が必要となります。

最後に、説明する。なにも知らない素人の人にきちんとわかるように説明することが必要です。専門用語を連発する、、、なんてことをすると、???になります。それを身近な言葉に置き換えたり、比喩を使ったりして、詳細な規定や例外を端折るなどによりできる限りわかりやすくすることが必要でしょう。

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