先日、海外で働くことになった友人と送別会を兼ねて、軽く飲みました。その時のことを思いかえし、海外で働く際にどんなことを考慮すべきかまとめてみました。
最初の半年~1年は辛いものだと割り切る
まずは、覚悟のことから。やっぱり、働き始めてから慣れるまでは辛いです。まず、仕事の内容が変わる、同僚、お客さんが変わる、住む場所が変わる、と色々な変化があります。また、日本ではないことから、使う言語、物事の考え方、業務の進め方等仕事の側面と、食生活、気候、衣服、お店等住環境も異なります。そういう中で仕事をするのはやはり辛いものです。が、そこは半年~1年を経れば徐々になれてきます。そして、2年目以降からは割とスムーズに仕事ができるようになります。というわけで、まず、最初は腹をくくるようにしましょう。
付き合う人のバランスを(日本人 vs そうでない人)
付き合う人、あまり偏らないようにしましょう。
やっぱり、外国で最初に頼りになるのが日本人。言語も通じる、考えも通じる、なにより、同じように海外で苦労してきた人なので、色々と気持ちが通じたり、価値観が共有できたりします。そのため、付き合っていると居心地が非常にいいのですよね。
ただ、せっかくなので、日本人以外の人とも付き合うようにしましょう。言葉の壁、文化の壁等最初のうちは一緒にいると疲れたりします。日本人以外の人とつきあうと、語学力は伸びるし、視野も広がります。一番のおすすめは語学学校(現地語)の先生。彼らは、ノンネイティブとのコミュニケーションに慣れているので、聞き取りやすい話し方で、平易な単語を使って話してくれます。
言語を学ぶ
言語、ビジネスで使う英語、と、生活で使う現地語、両方勉強しましょう。ビジネスシーンで英語を使う場合は、まず英語から。それがある程度慣れたら、現地語に移行しましょう。片言でも現地語を話せる様になると、現地の人からの受けがよくなります。また、現地語を学ぶことが、趣味的な要素もあり、色々な人と知り合える契機になったりもします。
対話を大切に
海外で働くとなると、現地の人と一緒に働いたり、日系企業であれば現地の人より上のポジションにつくことも多いです。言語、価値観、習慣の違いからどうしてもコミュニケーションがうまくいかないことも多くなります。
その時大切にしたいのが相手との対話。表面的には相手の行動がよく理解できなくても、その裏にある背景や考えについて、理解できるところあると思います。もちろん、こちら側の言い分もあるので、それについてはきちんと考えを伝える必要があります。つまり、相手のいうことに耳を傾け、自分もいうべきことはいい、お互い折り合うべきところを見つける、ことが大切なのかな、と思います。
健康に注意を
やはり、働くうえで一番大切なことは健康でしょう。慣れぬ海外、慣れぬ仕事、疲れは知らないうちにたまっているものです。そこを無理して、働くと、ますます体が疲れてしまい、悪循環に陥ってしまいます。また、食べ物も慣れないうちはおなかを壊しやすくなります。特に、海外だと初期の頃は精神的に疲れやすくなるので、それをどうケアしていくか大切です。
対策は日本にいるときと同じ。無理せず体調を崩したら休む、暴飲暴食は控える、食べ物に気を付ける、睡眠を多くとる、等々ですね。ストレスがたまったら信頼できる人に打ち明ける等、早目に解消するようにしましょう。
最初の3か月の間のどこかで日本に一時帰国を
上記で述べた休みをとる、の一つの手段として一時帰国があります。海外で疲れた、としたら日本に帰るのがなによりの休養だと思います。日本に帰ると、やわらかな日本の空気、おいしい日本の食べ物、気の合う旧友と会えます。これらのこと、一つ一つが体に染み込み、とてもいい気分転換になります。そして現地に戻れば、元気に働くことができるでしょう。
私も中国で働いた時に、1か月くらいでこっそり一時帰国をしたことがあります。そのときは、とてもリラックスできました。
まとめ
海外で働くにあたりいくつかコツ的なものをあげてみました。最初はしんどいのですが、休みをとりながら、人間関係に気を付けつつ、働けるとやがて光がみえてくると思います。自分自身も振り返れば、こんな感じのことをかけますが、実際働いているときは結構大変な思いをしていました。
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