全体的に残業が多い場合と、そうでない場合があります。残業が少ないときはどういう状況か考えてみました。ここでは、季節的変動は除きます。
仕事に対する習熟
まず、仕事に対して習熟することが、大きな要因かと思います。仕事を始める際には、仕事の進め方、流れ、時間に対する見積もりが読めないという面があります。また、仕事を始めたばかりは、慣れないせいか仕事をこなすスピードが遅かったりもします。そうすると、どうしても時間がかかってしまいます。他方、仕事に慣れてくると、仕事の速度があがるとともに、先がある程度読めるようになります。そうすると、それほど、残業せずとも仕事をこなせるようになります。
周囲の考え方
自分と一緒に働いている人の考え方も大きいです。やはり、一緒に働いている人(特に上司)が遅くまで働くタイプだとなかなか帰りにくい、ということはあります。その結果、つい、付き合い残業やだらだら働きにつながっていることもあるでしょう。他方、周囲の人が早く帰ったり、また早く帰ることを促してくれる場合は、帰りやすかったりもします。
マインドセット
意外と大切なのがマインドセット。早く帰ると手を抜いていると思われる、という考えをもっていると、いくら仕事に慣れても周囲に恵まれても早く帰ることはできません。仕事はやろうと思えば、いくらでもできてしまうので、どこかで見切りをつけないときりがありません。ここで、早く帰ることが正しい、と思っていると仕事の見切り等が早くなります。ただ、その場合、仕事が多くなって残業をせざるを得ない場合に追い込まれるとストレスとなってしまいがちなので、良し悪しはあるかもしれませんが。
まとめ
残業を減らすには習熟、周囲、マインドがあります。一番重要なのは習熟で、ここが甘いとどうしても時間がかかってしまいます。ただ、習熟しても、マインドが伴わないと、なかなか帰れないので、ここを改善することが必要です。後、周囲については、自分が早く帰ることにより、周りにも影響力を与えることが必要です。