先日、子供にどう勉強してもらうか、ということについて話題になりました。そこで、私自身に子供はいないのですが、幼少期の頃を振り返ってどういった場合に勉強が進んだか考えてみました。大人にとっても当てはまることだと思いますよ。
目的はなんですか
まずは、「なぜ」、勉強をしなくてはならないか、明確にすることが必要です。やっぱり、人間だれしも目的がわからないものについて、積極的に取り組もうとしません。よく「因数分解ができてなんの役に立つんだ~」という人、いますよね。それは一理あって、そのためにも、理由を与えてあげる必要があります。
この場合、一般的な目的よりも、その人にあった目的であるほうが、やる気がでます。例えば、「勉強ができるようになると、将来いい学校、いい職業につける。」といって勉強するより、「将来、医者になって多くの人を救いたい。」と思った方がやる気が出るでしょう。
楽しいことははかどる
勉強をすることが楽しく感じられれば、人から強制されなくても勉強するようになります。
中学校の時とか、やたら歴史好きの同級生、いませんでしたか。そういう人を見ると、社会科だけはやたら成績がよかったりもします。実は僕もその一人だったのですが。。彼らがなぜできるかというと、好きだから。好きであるからこそ、勉強にも熱が入り、それに伴い成績も伸びていきます。
できる感に支えられ
人は、自分ができないことをするより、できることをしたほうが楽しく感じます。翻ってみると、得意科目のほうが苦手科目より勉強することが楽しくありませんでしたか。本当は苦手科目を勉強しないといけないのですが、ついつい、自分がよくできる科目を選んでしまいますよね。
そうすると、さらにできるようになり、やる気があがり、勉強にも熱が入る、ということで正のスパイラルに入ったのごとき成績がのびてきます。逆に苦手科目は、全然勉強しないため、どんどん成績が悪化するという負のスパイラルに入ってしまいます。そのため、できる感は大切なのでしょう。
まとめ
子供を(大人でも)勉強に導くためには、上述した目的、楽しさ、できる感をそれぞれあげる必要があります。では、それぞれ、どうあげていくのか、具体的な方法は、機会があれば別途検討してみることとします。